アグラーから鉄道で約6時間の移動でジャイプルへ。駅から出た瞬間にまたこれかと思わせるゴミと糞と悪臭に太陽の眩しさが加わって頭がくらっとする。
駅にたむろしてるリキシャやその他もろもろの客引きを振り切って安宿街まで歩く。約3キロをウンコを避け、前から来るウザイインド人を交しつつ後ろから車に轢かれない様に気をつけながら、丘を越えキノコを手に入れクッパを倒してピーチ姫を救って、キノコの国に平和を取り戻して、残りいっきの状態でようやく安宿街にたどりついた
チェックインを済ませ、早速ピンクシティーと呼ばれている街の中心街へ向った
メインストリートから大きな門をくぐると、建物の雰囲気がガラッと変わり、ツチ壁のように濃い茶色に塗られた建物が整然と並ぶピンクシティーに入った。ピンクと言うよりは茶色いけど
これが街のシンボルとなっている風の宮殿。表からみるととても立派だが裏に回るとただの張りぼて。風の宮殿というよりは風の板。強風が吹いたらバッタリと倒れそう・・・・
この建物の周りは要注意である。この辺をぶらついているとウザイインド人が話しかけてきて、もっといい写真のポイントに連れてってやる、もちろん無料で入れるなどと観光客を連れて行って、最後にガイド料を請求してくるらしい。
俺たちはその情報を連れのマリちゃんがあっさりとナンパに引っ掛けられたイケ面でウザクないインド人から仕入れていたのでそう言ったトラブルは避けられた
張りぼての裏にまわると板の中に入れるんだけど結構高額な 入場料がかかる。そこでうろうろしてるとまた一人のインド人の自称学生となのる男が話しかけてきて、お金を払わなくても俺の店から建物に無料で入れるぞ、案内してやる代わりに俺の店を見ていってくれないか?もちろん気に入らなければ買わなくていいからと申し出てきた
存分に警戒しながらも俺はこの男の申し出を承諾して彼についていった
彼が案内した先は丁度建物の裏に位置していて、店というよりは倉庫。その薄暗い中には所狭しと商品が積み上げてあって、俺たち2人はその中に案内された。なんとなく怪しさを感じ警戒しながらも中に入る。男は冷たい飲み物を持ってくると言って俺たちからオーダーを取ると一旦部屋を出ようとしたので、俺は表のドアを閉めようとしたらいつでも蹴破れるように構えていたんだけどそれは杞憂に終わった
飲み物が来た後男は早速商売を始めた。棚から色んな物を取り出して商品の説明を始めるが、俺が興味無さそうにしてるのをいち早く察したのか、ターゲットをマリちゃんに絞って商品の熱弁を始める
マリちゃんも興味無さそうだが、人がいいのか男の話をしっかりと聞いてやってるせいか火を打って鍛えてる刀のように男の熱弁はヒートアップするばかり
熱弁の末ばら撒きに便利そうなインド風の装飾が施されたボールペン10本くらいの詰め合わせを100ルピーで買ってやってた。これは安いとは思ったけど、向こうも利益が殆どないのか不満そうな顔をのこしつつもようやく諦めてくれた。
その後男は約束どおり風の神殿の裏側に案内してくれた。マリちゃんの腕に入っているヘナタトゥーを見るなり、自分の知り合いで安くできる人を紹介できると言ってきたので、俺たちはまた次の日この男の下を訪れることになった
次の日は街の郊外にある砦と風の神殿の近くにあるジャンタルマンタと呼ばれるちょっと風変わりな遺跡を訪れる予定で、その前に例の男のところでヘナをやる予定であった の だが
男のもとを再び訪れると、今からタトゥーアーティストを呼ぶから来る間自分の親戚の店で待とう、クーラーもあるし飲み物も出すから
もちろんそこでも商売をする気なのは分かっていたが、断る理由もないしなによりもラジャスターンエリアの砂漠の気候にやられてた俺はクーラーの魅力に勝てずについていった
店に入ると案の定そこにはインドの伝統刺繍のキルトや布団カバー、ストールなどの商品が所狭しと並んでいた。やめとけばいいのにマリちゃんは棚に乗ってる商品をいじりだすものだから早速商売が始った。
昨日と全く同じパーン・・・15分もするとタトゥーアーティストが到着。ここで一旦熱弁は止まるが今度はタトゥーアーティスの押し売りが始る。本人は腕だけでいいって言ってるのに、何故か体中をヘナタトゥーだらけにしたがるアーティスト。インド人うざっ・・・・・
ヘナが終わった後再び熱弁が繰り広げられた。ターゲットはもちろん俺ではなくマリちゃん
本当に欲しいのかどうかは知らないが結構真面目に聞いている。一時間くらいほっといたらいつの間にか鍋引きのような物を650ルピーで買ってたし・・・・本人曰く日本で買うと数千円はするのだとか。俺には鍋引きにしか見えないけど。ちなみに650ルピーは1000円くらい
他にもストールなども買ってたみたいで、結局1000ルピー以上を消費してた模様。1000ルピーあれば二日生活できます
そして店を出るとき、俺の手の中にも一本のストールが握り締められていた。俺のは安いものだけど、結局こいつらのしつこさにより、いつの間にか買い物をしていた俺
別に2人とも無理やり買わされたとか、騙されたと言う訳ではないし、俺にかんして言えば絶対になんも買ってやらないぞってつもりで入っていっただけに、なんだかやられた感があるのは否めない
インド人恐るべし!!
結局こいつらのペースにいつの間にかどっぷり嵌って、二つの観光をする時間が無くなってしまい、郊外にある砦だけ行く事になった
西日に茶色く染まった砦に鳥の群れたちが落とす影が美しかった
翌日朝の電車でジャイプルから2時間のアロワールという街に向った
アロワールの中心街は狭い道にも関わらず交通量が多く騒然としていて、やはり牛とゴミがそこら辺に転がってる汚い町だが、中心街から少し離れると山に囲まれた美しい町並みが広がる田舎町
観光地ではないためインド人もただ人懐っこいだけでウザクはない
特に何かあるわけじゃないけど目の前に山があるので登ってみようという事で、登山口を探してうろうろしていると、山の裾にある建物から集会でもあったのかインド人が大量にあふれ出てきて、そのうちの一人の小太りなインド人が何処へいくのかと話しかけてきた
俺が目の前の山に登りたいんだと言うとこっちじゃないぞと教えてくれた。そして一緒にいる女はお前の嫁か?と聞かれたのでそうでは無いと言った途端にマリちゃんの方にいって、「よし、俺が案内しやる、バイクも車もあるぞ どっちかがいいんだ?」と急にベタベタしようとしだした
本人はあっさりと普通に断り、男も諦めたまではいいが、別れ際にドサクサに紛れてキスしようとしてマリちゃん速攻で振りほどき逃走・・・・男は後ろかタダの挨拶じゃないか、チューさせろー!!と怒鳴っていたが、嘘をつくな
インドでは気軽に女性に触るのは憚られる。ただしそれはインド人同士の話であって、外国人の女なら何しても構わないと思っているやつが少なからずいるのも事実なのである
バカ男を後ろに教えてもらった情報は正しかったので、登山口を目指して山の後ろの方にまわり込む。すると子供が自転車で追いかけてきて何か言ってるが、ヒンディー語なのでわからないから笑顔で無視してそのまま歩き続けた。
すると今度はもう少し大きな子供が追いかけてきて、その先は行くな。何故か尋ねると強盗が出るとのことであった。そういえばさっき道を尋ねたインド人も山へ続く道は森だから危ないぞと警告してきたのを思い出した。なぜ危ないか教えてくれれば良かったのに・・・・
来た道を引き返していると、反対側から一台のピカピカの車が俺たちの目の前で止まり、中から降りてきたのはさっきのバカ男だった
「ヘイ タクシー持って来たぞ もちろんお前はフリーだ 山の上まで連れってやる さあ早く乗れ!!」 やる気まんまんである し しつこい・・・・
俺たちが無視して歩いていると、バカ男も後ろからついて来てなんとか車に乗せようと詰め寄ってくる。その声はもっぱら俺に向けられているものではないのは明らかであった
俺がもしこの車にマリちゃんだけ乗ってたらどうなるのか?ちょっと乗ってくれないかな?なんて思いなが歩いていたのは秘密である
挙句の果てにはまりちゃんに向け「only you only you 君だけを乗せるよ~」と調子に乗り出した。っていうか俺は無視か?俺は乗せないのか?このエロバカインド人
役10分ほど俺たちに付きまとったインド人もようやく諦めたのか、いつの間にかいなくなっていた
しかし、その5分後に今度は乗り物をバイクに変え再び俺たちの前に現れた
「へい バイク持って来たぜ これならいいだろ? さあ乗れよ」・・・・まじ腹痛いんですけど
笑ったら負けだが笑いをこらえられない
コイツは一体何がしたいんだ?
もう諦めてバイクに乗ってくれないなって?心の中で思っていたことは秘密である。
駅にたむろしてるリキシャやその他もろもろの客引きを振り切って安宿街まで歩く。約3キロをウンコを避け、前から来るウザイインド人を交しつつ後ろから車に轢かれない様に気をつけながら、丘を越えキノコを手に入れクッパを倒してピーチ姫を救って、キノコの国に平和を取り戻して、残りいっきの状態でようやく安宿街にたどりついた
チェックインを済ませ、早速ピンクシティーと呼ばれている街の中心街へ向った
メインストリートから大きな門をくぐると、建物の雰囲気がガラッと変わり、ツチ壁のように濃い茶色に塗られた建物が整然と並ぶピンクシティーに入った。
これが街のシンボルとなっている風の宮殿。表からみるととても立派だが裏に回るとただの張りぼて。
この建物の周りは要注意である。この辺をぶらついているとウザイインド人が話しかけてきて、もっといい写真のポイントに連れてってやる、もちろん無料で入れるなどと観光客を連れて行って、最後にガイド料を請求してくるらしい。
俺たちはその情報を連れのマリちゃんがあっさりとナンパに引っ掛けられたイケ面でウザクないインド人から仕入れていたのでそう言ったトラブルは避けられた
張りぼての裏にまわると板の中に入れるんだけど結構高額な 入場料がかかる。そこでうろうろしてるとまた一人のインド人の自称学生となのる男が話しかけてきて、お金を払わなくても俺の店から建物に無料で入れるぞ、案内してやる代わりに俺の店を見ていってくれないか?もちろん気に入らなければ買わなくていいからと申し出てきた
存分に警戒しながらも俺はこの男の申し出を承諾して彼についていった
彼が案内した先は丁度建物の裏に位置していて、店というよりは倉庫。その薄暗い中には所狭しと商品が積み上げてあって、俺たち2人はその中に案内された。なんとなく怪しさを感じ警戒しながらも中に入る。男は冷たい飲み物を持ってくると言って俺たちからオーダーを取ると一旦部屋を出ようとしたので、俺は表のドアを閉めようとしたらいつでも蹴破れるように構えていたんだけどそれは杞憂に終わった
飲み物が来た後男は早速商売を始めた。棚から色んな物を取り出して商品の説明を始めるが、俺が興味無さそうにしてるのをいち早く察したのか、ターゲットをマリちゃんに絞って商品の熱弁を始める
マリちゃんも興味無さそうだが、人がいいのか男の話をしっかりと聞いてやってるせいか火を打って鍛えてる刀のように男の熱弁はヒートアップするばかり
熱弁の末ばら撒きに便利そうなインド風の装飾が施されたボールペン10本くらいの詰め合わせを100ルピーで買ってやってた。これは安いとは思ったけど、向こうも利益が殆どないのか不満そうな顔をのこしつつもようやく諦めてくれた。
その後男は約束どおり風の神殿の裏側に案内してくれた。マリちゃんの腕に入っているヘナタトゥーを見るなり、自分の知り合いで安くできる人を紹介できると言ってきたので、俺たちはまた次の日この男の下を訪れることになった
次の日は街の郊外にある砦と風の神殿の近くにあるジャンタルマンタと呼ばれるちょっと風変わりな遺跡を訪れる予定で、その前に例の男のところでヘナをやる予定であった の だが
男のもとを再び訪れると、今からタトゥーアーティストを呼ぶから来る間自分の親戚の店で待とう、クーラーもあるし飲み物も出すから
もちろんそこでも商売をする気なのは分かっていたが、断る理由もないしなによりもラジャスターンエリアの砂漠の気候にやられてた俺はクーラーの魅力に勝てずについていった
店に入ると案の定そこにはインドの伝統刺繍のキルトや布団カバー、ストールなどの商品が所狭しと並んでいた。やめとけばいいのにマリちゃんは棚に乗ってる商品をいじりだすものだから早速商売が始った。
昨日と全く同じパーン・・・15分もするとタトゥーアーティストが到着。ここで一旦熱弁は止まるが今度はタトゥーアーティスの押し売りが始る。本人は腕だけでいいって言ってるのに、何故か体中をヘナタトゥーだらけにしたがるアーティスト。インド人うざっ・・・・・
ヘナが終わった後再び熱弁が繰り広げられた。ターゲットはもちろん俺ではなくマリちゃん
本当に欲しいのかどうかは知らないが結構真面目に聞いている。一時間くらいほっといたらいつの間にか鍋引きのような物を650ルピーで買ってたし・・・・本人曰く日本で買うと数千円はするのだとか。
他にもストールなども買ってたみたいで、結局1000ルピー以上を消費してた模様。1000ルピーあれば二日生活できます
そして店を出るとき、俺の手の中にも一本のストールが握り締められていた。俺のは安いものだけど、結局こいつらのしつこさにより、いつの間にか買い物をしていた俺
別に2人とも無理やり買わされたとか、騙されたと言う訳ではないし、俺にかんして言えば絶対になんも買ってやらないぞってつもりで入っていっただけに、なんだかやられた感があるのは否めない
インド人恐るべし!!
結局こいつらのペースにいつの間にかどっぷり嵌って、二つの観光をする時間が無くなってしまい、郊外にある砦だけ行く事になった
西日に茶色く染まった砦に鳥の群れたちが落とす影が美しかった
翌日朝の電車でジャイプルから2時間のアロワールという街に向った
アロワールの中心街は狭い道にも関わらず交通量が多く騒然としていて、やはり牛とゴミがそこら辺に転がってる汚い町だが、中心街から少し離れると山に囲まれた美しい町並みが広がる田舎町
観光地ではないためインド人もただ人懐っこいだけでウザクはない
特に何かあるわけじゃないけど目の前に山があるので登ってみようという事で、登山口を探してうろうろしていると、山の裾にある建物から集会でもあったのかインド人が大量にあふれ出てきて、そのうちの一人の小太りなインド人が何処へいくのかと話しかけてきた
俺が目の前の山に登りたいんだと言うとこっちじゃないぞと教えてくれた。そして一緒にいる女はお前の嫁か?と聞かれたのでそうでは無いと言った途端にマリちゃんの方にいって、「よし、俺が案内しやる、バイクも車もあるぞ どっちかがいいんだ?」と急にベタベタしようとしだした
本人はあっさりと普通に断り、男も諦めたまではいいが、別れ際にドサクサに紛れてキスしようとしてマリちゃん速攻で振りほどき逃走・・・・男は後ろかタダの挨拶じゃないか、チューさせろー!!と怒鳴っていたが、嘘をつくな
インドでは気軽に女性に触るのは憚られる。ただしそれはインド人同士の話であって、外国人の女なら何しても構わないと思っているやつが少なからずいるのも事実なのである
バカ男を後ろに教えてもらった情報は正しかったので、登山口を目指して山の後ろの方にまわり込む。すると子供が自転車で追いかけてきて何か言ってるが、ヒンディー語なのでわからないから笑顔で無視してそのまま歩き続けた。
すると今度はもう少し大きな子供が追いかけてきて、その先は行くな。何故か尋ねると強盗が出るとのことであった。そういえばさっき道を尋ねたインド人も山へ続く道は森だから危ないぞと警告してきたのを思い出した。なぜ危ないか教えてくれれば良かったのに・・・・
来た道を引き返していると、反対側から一台のピカピカの車が俺たちの目の前で止まり、中から降りてきたのはさっきのバカ男だった
「ヘイ タクシー持って来たぞ もちろんお前はフリーだ 山の上まで連れってやる さあ早く乗れ!!」 やる気まんまんである し しつこい・・・・
俺たちが無視して歩いていると、バカ男も後ろからついて来てなんとか車に乗せようと詰め寄ってくる。その声はもっぱら俺に向けられているものではないのは明らかであった
俺がもしこの車に
挙句の果てにはまりちゃんに向け「only you only you 君だけを乗せるよ~」と調子に乗り出した。っていうか俺は無視か?俺は乗せないのか?このエロバカインド人
役10分ほど俺たちに付きまとったインド人もようやく諦めたのか、いつの間にかいなくなっていた
しかし、その5分後に今度は乗り物をバイクに変え再び俺たちの前に現れた
「へい バイク持って来たぜ これならいいだろ? さあ乗れよ」・・・・まじ腹痛いんですけど
笑ったら負けだが笑いをこらえられない
コイツは一体何がしたいんだ?
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