ラジャスターン地区を西へ移動すれば移動するほど気温は上がり湿度が下がる砂漠特有の気候へと変化していった。バスの車窓から見える景色も木を豊富に抱えた野山から、赤土の荒野に変わり、時たま毛の生えた砂丘も見え隠れするようになって来る
ジョードプルから次の町へ、たまたま宿もバスも同じだった英語ペラペラのA君と(名前忘れた)ジャイサルメールへ向う。車内ではお互い日本人宿が苦手と言う話題で盛り上がるも、着いた瞬間に夏の海辺の街頭によって来るような客引きの大群に囲まれ、あっさりと東京パレスと言う日本人宿に落ちるA君であった。あれだけの英語力があるなら日本人宿に泊まる必要なんて無いだろうに。
俺は昼飯だけ東京パレスでとった後、リーズナブルなホテルに移動した
ジャイサルメールはラジャスターン地区の端っこに位置していて、パキスタンの国境から100kしか離れていない
街は今までの街ほどゴミで散らかった様子も無いが、周囲を砂の荒野に囲まれいるため幾分埃っぽい
かつてのパレスを囲むように町が広がっている城塞都市ジャイサルメール
城砦内はツーリスト向けのゲストハウスやみやげ物やが狭い車内で肩をこすり合わせるように所狭しと軒を連ねている
でも、「俺なんでここに来たんだろう?」
宿にチェックインした後に、ジャイサルメールの強い日差しで脳味噌が溶けたのかもしれないけど、こんな疑問が頭をふと過ぎったのだ
殆どのツーリストは砂漠をラクダに乗って周遊するキャメルサファリツアーが目的で来てるみたいだけど、いってきた人の話によると砂漠に毛(草木)がたまに生えてるらしい
その話を聞いた瞬間に興味が一気に失せたし、ツアーも結構高額だったのもあるし、じゃあ何しようかな~って考えるのも面倒くさくなって、次の日にこの町を出るバスのチケットをいつの間にか買っていた
ここで友達になった6日間滞在しているフレンチツーリストの情報だけど、砂漠ツアーの他にも郊外には興味深い遺跡や城砦内はもちろん城砦外にも見所は沢山あるんだとか
実際その通りなんだけど、今更言われても後の祭り、俺は既にプシュカル行きの夜行バスに揺られているんだから
AC無しのバスの窓から入るドライヤーの熱風の様な風も夜になると冷気に変わり、俺は寝台の固いベッドで常にバウンドしながらつまらない本を読んで時間を潰した
いくら寝台つきのバスでもサスペンションがバカになったバスなんかで寝れるはずもない。座席の無いファーストクラスの飛行機に乗ってるようなものだ。寝台に寝転がって頭を下にくっつけようものなら、工事用のドリルで頭をほじくられてる様な衝撃が襲ってくる
そんなバスでゆっくりと寝れるはずも無く、一睡もせずにバスは深夜3時にプシュカルに到着した
最近感覚がちょっとづつ麻痺してきいるのか、一人になると誰に気をつかう必要もないため深夜に着いても怖いと思うことが無い
バスから降りたら宿探しは後回しにして、最近嵌ってる深夜の町中の写真撮影を楽しんでから深夜のチャイ屋でチャイをすする
こんな時間でも宿の客引きが寄ってきて今夜の宿代は無料でいいからと勧誘が始るが、深夜のチャイ屋でチャイをすすりながら怪しいインド人達との会話を楽しみたくて断る。結局日が出るまでチャイをすすりながらぼーっと過ごしてみた
そのまま寝ないで朝食を食べに宿の近くのメインロードに出る。ハンバーガーのような物を店頭販売してるレストランがあるので尋ねてみるとやはり肉なしバーガー。そこで朝食をとる。目の前にブロンドの白人女子が暇そうにコーヒーを飲んでいたので話しかけてみた
彼女の名前はブラニーでアイルランド人。そろそろ一人も退屈してきたし、お互い一人なので暫く行動を共にする事になった。
ジョードプルから次の町へ、たまたま宿もバスも同じだった英語ペラペラのA君と(名前忘れた)ジャイサルメールへ向う。車内ではお互い日本人宿が苦手と言う話題で盛り上がるも、着いた瞬間に夏の海辺の街頭によって来るような客引きの大群に囲まれ、あっさりと東京パレスと言う日本人宿に落ちるA君であった。あれだけの英語力があるなら日本人宿に泊まる必要なんて無いだろうに。
俺は昼飯だけ東京パレスでとった後、リーズナブルなホテルに移動した
ジャイサルメールはラジャスターン地区の端っこに位置していて、パキスタンの国境から100kしか離れていない
街は今までの街ほどゴミで散らかった様子も無いが、周囲を砂の荒野に囲まれいるため幾分埃っぽい
かつてのパレスを囲むように町が広がっている城塞都市ジャイサルメール
城砦内はツーリスト向けのゲストハウスやみやげ物やが狭い車内で肩をこすり合わせるように所狭しと軒を連ねている
でも、「俺なんでここに来たんだろう?」
宿にチェックインした後に、ジャイサルメールの強い日差しで脳味噌が溶けたのかもしれないけど、こんな疑問が頭をふと過ぎったのだ
殆どのツーリストは砂漠をラクダに乗って周遊するキャメルサファリツアーが目的で来てるみたいだけど、いってきた人の話によると砂漠に毛(草木)がたまに生えてるらしい
その話を聞いた瞬間に興味が一気に失せたし、ツアーも結構高額だったのもあるし、じゃあ何しようかな~って考えるのも面倒くさくなって、次の日にこの町を出るバスのチケットをいつの間にか買っていた
ここで友達になった6日間滞在しているフレンチツーリストの情報だけど、砂漠ツアーの他にも郊外には興味深い遺跡や城砦内はもちろん城砦外にも見所は沢山あるんだとか
実際その通りなんだけど、今更言われても後の祭り、俺は既にプシュカル行きの夜行バスに揺られているんだから
AC無しのバスの窓から入るドライヤーの熱風の様な風も夜になると冷気に変わり、俺は寝台の固いベッドで常にバウンドしながらつまらない本を読んで時間を潰した
いくら寝台つきのバスでもサスペンションがバカになったバスなんかで寝れるはずもない。座席の無いファーストクラスの飛行機に乗ってるようなものだ。寝台に寝転がって頭を下にくっつけようものなら、工事用のドリルで頭をほじくられてる様な衝撃が襲ってくる
そんなバスでゆっくりと寝れるはずも無く、一睡もせずにバスは深夜3時にプシュカルに到着した
最近感覚がちょっとづつ麻痺してきいるのか、一人になると誰に気をつかう必要もないため深夜に着いても怖いと思うことが無い
バスから降りたら宿探しは後回しにして、最近嵌ってる深夜の町中の写真撮影を楽しんでから深夜のチャイ屋でチャイをすする
こんな時間でも宿の客引きが寄ってきて今夜の宿代は無料でいいからと勧誘が始るが、深夜のチャイ屋でチャイをすすりながら怪しいインド人達との会話を楽しみたくて断る。結局日が出るまでチャイをすすりながらぼーっと過ごしてみた
そのまま寝ないで朝食を食べに宿の近くのメインロードに出る。ハンバーガーのような物を店頭販売してるレストランがあるので尋ねてみるとやはり肉なしバーガー。そこで朝食をとる。目の前にブロンドの白人女子が暇そうにコーヒーを飲んでいたので話しかけてみた
彼女の名前はブラニーでアイルランド人。そろそろ一人も退屈してきたし、お互い一人なので暫く行動を共にする事になった。
0 件のコメント:
コメントを投稿