リシュケシュの滞在も長いもので、はや2週間が経過しようとしている。こんなに長く同じところに滞在したのは旅に出てからはじめてである
今日はちょっとヨガをやってみて思ったこと気がついたことを真面目に綴って見ようと思う
以前の日記にも書いてるけど、俺がリシュケシュで主に通っていたヨガはヨガビニ(YOGA VINI)とい
う日本語ペラペラなVINI講師が勤めている教室
一クラス200ルピーで一日朝2つの夕方一つの3クラスのハタヨガクラスが開催されている
俺は毎日通っていたけど、一日一回だったり二回だったりとまちまちで、たまに他のアシュタンガークラスにも通っていた
クラスは一齣2時間で200ルピー(350円)。日本のそれと比べると格段に安いのが解る。だからこそ毎日通うことができるのだ
人間の体は一朝一夕で簡単に変わるものじゃないのはスポーツを十数年やってればわかる。例えヨガを2週間やったところで体がそう簡単に変わるはずもない。少し柔かくなったけど、それは体が本来の柔かさを取り戻しただけで、柔軟になったわけじゃない。本当に変えたければ数年単位で続ける必要があるだろう
しかし、たった2週間でも今まで気がつかなかった自分の体の事が見えてくる
ヨガは様々なポーズを長時間キープすることによって、全身の間接という間接から筋肉まで徹底的に伸ばしていく
故に自分の体の柔かい部分や硬い部分を発見することができるのである
俺の場合は元々体は柔軟な方だったんだけど、特に腰周りが柔かい。唯一ビニに誉められたポーズがブリッジっぽいやつ?(名前は知らないけど) 逆に硬いのが肩まわり。これは人並み以上に硬いかも
俺がどうしてもできそうもなかったポーズ。暇な人はやってみて。
まず、座禅を組む。アグラを組むのではなく、両足がクロスして太ももの上に乗った状態。これすらできない人もいるけど、その場合は問題外。座禅が組めたら次に両腕を背中でクロスさせる。そのままクロスさせた状態で、右手で右足の親指を掴み、同様に左手で左足の親指を掴む。同時に。俺はここまででアウト。
上記のポーズが完成したら、そのままのポーズで胸を前に突き出すように体を頭が地面に着くまでゆっくりと倒す・・・・ってかこんなんできる奴いるのか??
肩の硬い俺には到底無理だった。できそうな気もしなかった。ちなみにこれはアシュタンガーヨガのポーズ
こういう特殊なポーズを除けば殆どのポーズがその場でなんとなく簡単にマネできる
最初はそう思ってたんだけど、ヨガの理解からすれば、恐らく俺なんてどのポーズもまともにできてなんていない。なんとなくマネするのは簡単なんだけど、あくまでなんとなくであって、求められているバランスや体の重心、深い理解には到底2週間では及ばない
何年もヨガをやっている人が横でやっているのを見るとそれがよくわかる
こういうのよりもっと地味なやつが難しかったりする
そして本題に入るんだけど、もう一つ気がついたこと
毎日体の間接を限界まで延ばしていると、スポーツで昔痛めた古傷がちょっとずつ再燃してくる
足首や肩、膝 首 手首
これ即ちサイン
もし今もう一度ボクシングを始めて、激しい練習をしようものなら、それぞれ時間差はあるものの、今痛みを帯びてるとこ全てが更なる痛みを帯びるのはわかり切っている。そんな状態で練習なんて続けられるはずも無い
もう自分の体は気がつかないうちにボロボロになっていたんだ
もう自分の体では激しい運動はできないんだ
それすなわち選手生命はとっくにの昔に終わっていた
日本を出るときの心残りの一つがまだボクシングを続けられた。たまに凄いやりたくなる。旅と天秤にかけてもやっぱボクシングかな
そんな事でずっともやもやしてたんだけど、永遠の命を手に入れた老人が死の宣告を受けるようになんだか身も心もスッキリした。やっと死ねる やっと辞めれる やっと捨てれる やっと、やっと、堂々と忘れられる
それとビニに頼まれたから簡単に宣伝するけど、ビニの教え方は他の教室と比べるとかなり丁寧で、ヨガのベテランから見ても教え方がとても上手いらしい(これは本当)
ただ、かなり本格的なんで、ちょっとツーリストが遊び感覚で来たりするには向いていない
ビニのクラスは2時間かけても、最初のお祈りみたいなのから太陽礼拝だけで30分かけてじっくりやり、その後も5~7種類程度のポーズをじっくりやっていく。他のとこならおそらくこの2倍は消化するだろう
そしてこの俺こそまさに遊び感覚で通っていたツーリストだったので、実は結構退屈だった
それはビニにもばれていて「ヨガ嫌いなのによく2週間も続いたね~」と最後に言われてしまった
それでも昼のクラスが終わった後に遊びに行くと、いつも無料で昼飯に混ぜてくれたり、兄ちゃんは兄ちゃんでリシュケシュ出る時、わざわざ村まで迎えに来てくれてバイクでバス停まで送ってくれたりと、ビニ兄弟にはかなりお世話になりました
例え遊び感覚だったとしても、リシュケシュに来たら是非一度ヨガビニに足を運ぶことをお勧めします
今日はちょっとヨガをやってみて思ったこと気がついたことを真面目に綴って見ようと思う
以前の日記にも書いてるけど、俺がリシュケシュで主に通っていたヨガはヨガビニ(YOGA VINI)とい
う日本語ペラペラなVINI講師が勤めている教室
一クラス200ルピーで一日朝2つの夕方一つの3クラスのハタヨガクラスが開催されている
俺は毎日通っていたけど、一日一回だったり二回だったりとまちまちで、たまに他のアシュタンガークラスにも通っていた
クラスは一齣2時間で200ルピー(350円)。日本のそれと比べると格段に安いのが解る。だからこそ毎日通うことができるのだ
人間の体は一朝一夕で簡単に変わるものじゃないのはスポーツを十数年やってればわかる。例えヨガを2週間やったところで体がそう簡単に変わるはずもない。少し柔かくなったけど、それは体が本来の柔かさを取り戻しただけで、柔軟になったわけじゃない。本当に変えたければ数年単位で続ける必要があるだろう
しかし、たった2週間でも今まで気がつかなかった自分の体の事が見えてくる
ヨガは様々なポーズを長時間キープすることによって、全身の間接という間接から筋肉まで徹底的に伸ばしていく
故に自分の体の柔かい部分や硬い部分を発見することができるのである
俺の場合は元々体は柔軟な方だったんだけど、特に腰周りが柔かい。唯一ビニに誉められたポーズがブリッジっぽいやつ?(名前は知らないけど) 逆に硬いのが肩まわり。これは人並み以上に硬いかも
俺がどうしてもできそうもなかったポーズ。暇な人はやってみて。
まず、座禅を組む。アグラを組むのではなく、両足がクロスして太ももの上に乗った状態。これすらできない人もいるけど、その場合は問題外。座禅が組めたら次に両腕を背中でクロスさせる。そのままクロスさせた状態で、右手で右足の親指を掴み、同様に左手で左足の親指を掴む。同時に。俺はここまででアウト。
上記のポーズが完成したら、そのままのポーズで胸を前に突き出すように体を頭が地面に着くまでゆっくりと倒す・・・・ってかこんなんできる奴いるのか??
肩の硬い俺には到底無理だった。できそうな気もしなかった。ちなみにこれはアシュタンガーヨガのポーズ
こういう特殊なポーズを除けば殆どのポーズがその場でなんとなく簡単にマネできる
最初はそう思ってたんだけど、ヨガの理解からすれば、恐らく俺なんてどのポーズもまともにできてなんていない。なんとなくマネするのは簡単なんだけど、あくまでなんとなくであって、求められているバランスや体の重心、深い理解には到底2週間では及ばない
何年もヨガをやっている人が横でやっているのを見るとそれがよくわかる
こういうのよりもっと地味なやつが難しかったりする
そして本題に入るんだけど、もう一つ気がついたこと
毎日体の間接を限界まで延ばしていると、スポーツで昔痛めた古傷がちょっとずつ再燃してくる
足首や肩、膝 首 手首
これ即ちサイン
もし今もう一度ボクシングを始めて、激しい練習をしようものなら、それぞれ時間差はあるものの、今痛みを帯びてるとこ全てが更なる痛みを帯びるのはわかり切っている。そんな状態で練習なんて続けられるはずも無い
もう自分の体は気がつかないうちにボロボロになっていたんだ
もう自分の体では激しい運動はできないんだ
それすなわち選手生命はとっくにの昔に終わっていた
日本を出るときの心残りの一つがまだボクシングを続けられた。たまに凄いやりたくなる。旅と天秤にかけてもやっぱボクシングかな
そんな事でずっともやもやしてたんだけど、永遠の命を手に入れた老人が死の宣告を受けるようになんだか身も心もスッキリした。やっと死ねる やっと辞めれる やっと捨てれる やっと、やっと、堂々と忘れられる
それとビニに頼まれたから簡単に宣伝するけど、ビニの教え方は他の教室と比べるとかなり丁寧で、ヨガのベテランから見ても教え方がとても上手いらしい(これは本当)
ただ、かなり本格的なんで、ちょっとツーリストが遊び感覚で来たりするには向いていない
ビニのクラスは2時間かけても、最初のお祈りみたいなのから太陽礼拝だけで30分かけてじっくりやり、その後も5~7種類程度のポーズをじっくりやっていく。他のとこならおそらくこの2倍は消化するだろう
そしてこの俺こそまさに遊び感覚で通っていたツーリストだったので、実は結構退屈だった
それはビニにもばれていて「ヨガ嫌いなのによく2週間も続いたね~」と最後に言われてしまった
それでも昼のクラスが終わった後に遊びに行くと、いつも無料で昼飯に混ぜてくれたり、兄ちゃんは兄ちゃんでリシュケシュ出る時、わざわざ村まで迎えに来てくれてバイクでバス停まで送ってくれたりと、ビニ兄弟にはかなりお世話になりました
例え遊び感覚だったとしても、リシュケシュに来たら是非一度ヨガビニに足を運ぶことをお勧めします
0 件のコメント:
コメントを投稿