月ももうすぐ満ちるかという頃にようやくリシュケシュを出た
よくよく考えてみると、今回インドで電車に一人で乗るのは初めて。一人で乗れるかな~と、幾ばくかの不安もあったが以外に簡単。日本で地下鉄乗るほうがよっぽど難しい
駅のロビーにて
列車待ちなのか、ここに住んでいるのかはわからないけど、相変わらずそこら変で寝ているインド人
今回は普通のSL席だったけど、無賃乗車や変なインド人がいなくて快適
列車が翌朝ラックノウに時間通り到着、いつも通りうざいリキシャを追い払って歩き始める
地方都市で辛いのはリーズナブルなホテルが無い事
北インドの観光地は、シーズン外は何処もホテルが飽和状態で値下げ合戦を繰り返し値崩れ状態。しかし、ラックノウは観光地ではないので、安いホテルも無ければWIFIも皆無。結局300ルピーで小汚くて狭くてWFIFI無しのホテルに泊まるざるをえなかった
そしてもう一つ辛かったのが英語が通じない。俺のホテルでは喋れる従業員が一人しかいなく、しかも常駐ではないので情報収集が難しい。故にこの町の移動はサイクルリキシャに頼らざるを得なかった
これね
日本の力車を自転車でひっぱるイメージ?
このサイクルリキシャも英語が全く通じないので、何処行くにも英語の喋れるインド人を探して、お願いして変わりに交渉してもらう。まあ、こういうの考えるとやっぱ一般のインド人は親切なんだろうな。この旅で大分助けてもらってるし
この街のリキシャはどういう訳か必ず到着時に約束の料金以上を請求してくる。俺が約束の金を渡そうとすると受け取らずにもっとよこせとジェスチャーをするのである。そんな時皆はどうしてるか知らないけど、俺はそのまま金を放り投げて無視して歩き出す。後ろからなんかごにょごにゅ言ってるけど、それ以上のトラブルになった事はない
ただ、一回だけ払わざるを得なかった時があった
俺がこの町の観光資源レジデンシーに向ったときの事。最初の約束で20ルピーと言う約束だったが、どうもリキシャのオヤジが場所を勘違いしてたらしく、近くの公園に連れて行かれた
オヤジはレジデンシーを知らなかったらしく、通行人に場所を尋ね、再びリキシャに戻ると俺になんかヒンドゥー語でごにゃごにゃ言って再びチャリをこぎ始めたが何を言ってるかわからない。多分もっと金がかかると言ってたんだろうけど、そんな事は知らん
チャリをこぐ事20分後にようやく目的地に到着。20ルピーを渡すと安の状足りないと言ってくる。確かにやたら遠いし20ルピーでは安いと思ったが、勘違いする方が悪いので無視
するとオヤジが黒い服を纏ってチャイを飲んでいたインド人に泣き付いた
するとそのインド人があと10ルピーだけ払ってあげなさいと言うではないか
しかもこの黒い服、よく見ると法服・・・目の前には高等裁判所があり入り口には取材陣が大量に陣取っている
他にも法服を着たインド人がちらほらと高等裁判所の前を歩いている・・
この人裁判官??
「ほら たったの10ルピーだけだから 払ってあげなさい」・・・・え?これ裁判??
裁判官の命令??元法律に携わる仕事をしていた者としては、本能的に裁判官の命令には逆らえない・・・・やむなく払ったのでした
判決 主文「被告人は原告人に10ルピー払え」 理由 省略 ・・・・
ラックノウはムスリム寄りの街で、いくつかの歴史的なモスクがある
入場料はいくつかのモスクのジョイントチケットで500ルピー、インド人は15ルピーとふざけた価格
もう名前も忘れたけど一番最初にでっかいモスクに行くと、それはそれは外国人が珍しいらしくいつものごとく激しい写真攻撃をうける。芸能人の気持ちがわかる
とくに学生の集団が来てて、屋上であっという間に囲まれる
彼らはこの街一番の学校の生徒らしく、皆英語がペラペラ
ヒンドゥー語を喋れるかと聞かれたので、タンタンゴーパール(一文無し)といったら、14歳の学生が俺に10ルピーを恵んでくれた
その後もどんどん俺を囲む学生が増えて来た所で引率の先生が一喝して生徒達を蹴散らし、俺に謝って行ったが、先生がいなくなるとまた寄ってくる学生達。おかげさまで退屈しない
次の目的地に向う時も歩いていると、バイクに3人乗った制服姿の学生がこっちをみて笑っているので、ちょっと後ろ乗せてよって冗談で言ったら、前に無理やり詰めて席を空けてくれた
これは乗らないと失礼だろう。バイクの4人乗りなんて学生の時以来。俺を乗せたバイクはのろのろと近くの公園まで走っていった。俺が行きたいところには後でという約束で
夜に飲みに行く約束をして、彼らは俺を目的地まで送ってくれた
しかし、彼らは約束の場所には姿を現さなかった。俺が40分遅れたせいだろうか?WIFIも携帯も無しで、知らない土地での待ち合わせはきつい
インドに来て以来、完全に一人になったのは初めてだけど、いろんなインド人が相手にしてくれるので退屈しないですむ
久しぶりのビールとラックノウ名物のビリヤニ
ラックノウでは他にケバブなどが有名で、食の街としてロンリープラネットには紹介されている。しかし、俺の滞在中一回も外国人ツーリストの姿を見ることは無かった
銃弾や砲撃の後が生々しいラックノウレジデンシー
驚くべき利率の高さ。貸す方もリスクが高い事が推察できる
この後、エグいバスでジャンシーをえてカジュラホーに向う
よくよく考えてみると、今回インドで電車に一人で乗るのは初めて。一人で乗れるかな~と、幾ばくかの不安もあったが以外に簡単。日本で地下鉄乗るほうがよっぽど難しい
駅のロビーにて
列車待ちなのか、ここに住んでいるのかはわからないけど、相変わらずそこら変で寝ているインド人
今回は普通のSL席だったけど、無賃乗車や変なインド人がいなくて快適
列車が翌朝ラックノウに時間通り到着、いつも通りうざいリキシャを追い払って歩き始める
地方都市で辛いのはリーズナブルなホテルが無い事
北インドの観光地は、シーズン外は何処もホテルが飽和状態で値下げ合戦を繰り返し値崩れ状態。しかし、ラックノウは観光地ではないので、安いホテルも無ければWIFIも皆無。結局300ルピーで小汚くて狭くてWFIFI無しのホテルに泊まるざるをえなかった
そしてもう一つ辛かったのが英語が通じない。俺のホテルでは喋れる従業員が一人しかいなく、しかも常駐ではないので情報収集が難しい。故にこの町の移動はサイクルリキシャに頼らざるを得なかった
これね
日本の力車を自転車でひっぱるイメージ?
このサイクルリキシャも英語が全く通じないので、何処行くにも英語の喋れるインド人を探して、お願いして変わりに交渉してもらう。まあ、こういうの考えるとやっぱ一般のインド人は親切なんだろうな。この旅で大分助けてもらってるし
この街のリキシャはどういう訳か必ず到着時に約束の料金以上を請求してくる。俺が約束の金を渡そうとすると受け取らずにもっとよこせとジェスチャーをするのである。そんな時皆はどうしてるか知らないけど、俺はそのまま金を放り投げて無視して歩き出す。後ろからなんかごにょごにゅ言ってるけど、それ以上のトラブルになった事はない
ただ、一回だけ払わざるを得なかった時があった
俺がこの町の観光資源レジデンシーに向ったときの事。最初の約束で20ルピーと言う約束だったが、どうもリキシャのオヤジが場所を勘違いしてたらしく、近くの公園に連れて行かれた
オヤジはレジデンシーを知らなかったらしく、通行人に場所を尋ね、再びリキシャに戻ると俺になんかヒンドゥー語でごにゃごにゃ言って再びチャリをこぎ始めたが何を言ってるかわからない。多分もっと金がかかると言ってたんだろうけど、そんな事は知らん
チャリをこぐ事20分後にようやく目的地に到着。20ルピーを渡すと安の状足りないと言ってくる。確かにやたら遠いし20ルピーでは安いと思ったが、勘違いする方が悪いので無視
するとオヤジが黒い服を纏ってチャイを飲んでいたインド人に泣き付いた
するとそのインド人があと10ルピーだけ払ってあげなさいと言うではないか
しかもこの黒い服、よく見ると法服・・・目の前には高等裁判所があり入り口には取材陣が大量に陣取っている
他にも法服を着たインド人がちらほらと高等裁判所の前を歩いている・・
この人裁判官??
「ほら たったの10ルピーだけだから 払ってあげなさい」・・・・え?これ裁判??
裁判官の命令??元法律に携わる仕事をしていた者としては、本能的に裁判官の命令には逆らえない・・・・やむなく払ったのでした
判決 主文「被告人は原告人に10ルピー払え」 理由 省略 ・・・・
ラックノウはムスリム寄りの街で、いくつかの歴史的なモスクがある
入場料はいくつかのモスクのジョイントチケットで500ルピー、インド人は15ルピーとふざけた価格
もう名前も忘れたけど一番最初にでっかいモスクに行くと、それはそれは外国人が珍しいらしくいつものごとく激しい写真攻撃をうける。芸能人の気持ちがわかる
とくに学生の集団が来てて、屋上であっという間に囲まれる
彼らはこの街一番の学校の生徒らしく、皆英語がペラペラ
ヒンドゥー語を喋れるかと聞かれたので、タンタンゴーパール(一文無し)といったら、14歳の学生が俺に10ルピーを恵んでくれた
その後もどんどん俺を囲む学生が増えて来た所で引率の先生が一喝して生徒達を蹴散らし、俺に謝って行ったが、先生がいなくなるとまた寄ってくる学生達。おかげさまで退屈しない
次の目的地に向う時も歩いていると、バイクに3人乗った制服姿の学生がこっちをみて笑っているので、ちょっと後ろ乗せてよって冗談で言ったら、前に無理やり詰めて席を空けてくれた
これは乗らないと失礼だろう。バイクの4人乗りなんて学生の時以来。俺を乗せたバイクはのろのろと近くの公園まで走っていった。俺が行きたいところには後でという約束で
夜に飲みに行く約束をして、彼らは俺を目的地まで送ってくれた
しかし、彼らは約束の場所には姿を現さなかった。俺が40分遅れたせいだろうか?WIFIも携帯も無しで、知らない土地での待ち合わせはきつい
インドに来て以来、完全に一人になったのは初めてだけど、いろんなインド人が相手にしてくれるので退屈しないですむ
久しぶりのビールとラックノウ名物のビリヤニ
ラックノウでは他にケバブなどが有名で、食の街としてロンリープラネットには紹介されている。しかし、俺の滞在中一回も外国人ツーリストの姿を見ることは無かった
銃弾や砲撃の後が生々しいラックノウレジデンシー
驚くべき利率の高さ。貸す方もリスクが高い事が推察できる
この後、エグいバスでジャンシーをえてカジュラホーに向う
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