2013年10月3日木曜日

ヨガの生まれた町リシュケシュに向おう

朝7時半のダイレクトバスでデリーまで行って一泊、次の日の朝にリシュケシュに電車かバスで向う。無駄の無い完璧な計画

最近悪い夢をよく見る

爪が剥がれる夢、友達とバイクを2台借りて2台とも盗まれる夢、ケツが便器に嵌って抜けなくなる夢、などなど

俺が目を覚ましたのは8時、ダイレクトバスは既にデリーに向って出発した後だったが、ケツが便器に嵌って抜けなくなるよりはマシだと思った

プシュカルには大分滞在したし、ブラニーも同じ日の朝にジャイプルに向けて出たし、もはやこの町にこれ以上滞在する意味も無い。だめもとでとりあえずバスターミナルに向ってみた。ちなみにバスは予約してたわけではないので、損はしていない。予定が狂っただけだ

プシュカルのバス亭から近くの大きな町アジメールに向かった

そこで今日中にデリーに行く方法はないか尋ねると、ローカルバスを乗り継いで行けば行けるとの事

既に発車していたバスを追いかけて飛び乗った。始発なだけあってまだ席は空いていた。サリーを着たふくよかなおばさんが隣に座れと座席を叩くのでそれに従う。

ローカルバスなのでもちろんACなんてない。窓は常に前回で開けっ放し、サスペンションンにはバネの変わりにチューインガムでも突っ込んでいるのではないかというくらよく揺れる

小さな段差で黒ヒゲ危機一髪状態、しかも正解の穴は一つではない、剣を突き刺すたびに飛び上がる文字通りの出欠大サービス。全ての剣を指し終えるころには黒ヒゲも血だらけである。その黒ヒゲに形容しているのはおれ自身の事なんだが・・・・








真ん中にひびの入ったローカルバス









数本のバスを乗り継いで14時間後にデリーのバスターミナルに着いた


バスターミナルから安宿街のあるメインバザーは結構遠い。実はデリーで友達と会う約束をしてたんだけど、なにやらトラブルがあったらしく今回は会えない。面倒くさい、リシュケシュ行きのバスもちょうどターミナルにとまってるし、このままいっちまうか

リシュケシュへ

真夜中でもバスの乗車率は100%超え

バスの乗客も少なくなってきた頃にベンチのように硬い座席に横になるが寒くてねれない。窓を閉めても振動で数分後には勝手にオープン。上手くできている

ハリドワールで乗り換えてリシュケシュに着いたのは朝方の4時、結局一睡もせずにローカルバスを6本乗り継いで20時間

こうやっていかにも大変な移動だったように書いては見たけど、実際はなんて事はない。一年近くもアジアをうろついていたせいかこういう移動を苦に感じなくなっていた

ガンジス川の上流に川を挟むようにして集落を形成しているリシュケシュ。ここの両サイドにはヨガのアシュラムやツーリスト向けのレストランやみやげ物屋、ゲストハウスなどが固まっている

朝の5時にうっすらとレースのカーテン越しに見るようにまだ霧がまどろむ中宿を探す。まだフロントが開いていない宿もたくさんある中、ガンガービューでホットシャワーの出る宿に200ルピーでチェックインした(350円)

こうしてみるとリシュケシュの宿の物価はラジャスターン地区に比べると大分安い。長期契約や少しランクを下げると100ルピーくらいから泊まれる宿も沢山あるのだとか

この町には学校以来の友達もいるし、ヨガも安くできるし、やることも沢山あるし、なによりも居心地がいいと評判だ

少々滞在が長引くかもしれない




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